この記事はアフィエイター向けの記事です。
実際の看護師求人が掲載されているのではなく、「看護師求人」という検索ワードで上位表示を狙っているアフィリエイター向けの内容になっています。
「看護師転職アフィリエイターは、「看護師求人」という検索ワードで上位表示を狙うべきか?」
について考えていきます。
看護師転職 VS. 看護師求人
看護師転職サイト案件を扱う際に、看護師転職で攻めるか看護師求人で攻めるか、どっちが効率的なサイト運営ができるでしょうか?
※効率的なサイト運営とは▽
ここで言う効率的なサイト運営とは、①SEOで成果を出しやすい、②検索上位に表示できた時にはCVに直結する、といったところです。
CVワードの周辺を拾っていくロングテールSEOに成功しているサイトは、ある程度CV率が高いサイトを作れますが、完全にニッチすぎるワードや、非CVワードでロングテールSEOを仕掛けても安定的なコンバージョンは望めません。
たぶん、絶対!、いや、、、たぶん、ほとんどCVする事はないと思います。
(基本的に、あるあるネタやハウツーネタを扱うサイトは、アクセス数が高くなる傾向ですが、コンバージョン数は異常に少ないと思います。そこをCVさせる技術がある人が本当のプロかもしれませんね。)
「ロングテール」「ロングテール」としきりに連呼しているSEO系のサイトをよくみかけますが、
最初からロングテールを意識するというよりは、王道を攻めて、王道で検索上位に挙げれなかったとしても、王道ワードの周辺で拾っていくというイメージです。
ただし、ビッグワードが入ると、全てそのワードに持ってかれてしまう事もあるので、CVワードの周辺を拾うのも決して簡単な事ではありませんが、、、。
王道を攻めながら周辺のCVワードを拾うイメージはこの記事で解説しているような事になります。▽
※ 他の記事については興味があれば読んでみて下さい。
では、続けます。
看護師の転職サイト登録を訴求するアフィリエイトサイトとしては、「求人」が魅力的なのか、「転職」が魅力的なのかを考えていきましょう。
これには、転職サイトへの登録を訴求する対象に成り得るのは、「求人」でサイトを訪れた人なのか、「転職」で訪れた人なのか?という事を考える必要があります。
看護師求人と転職での検索数はどうなっているか?
「看護師 求人」の月間推定検索数 Yahoo! JAPAN 48,600 Google 44,550
「看護師 転職」の月間推定検索数 Yahoo! JAPAN 11,880 Google 10,890
明らかに「看護師 求人」の方が多いのが分かります。
看護師求人で上位表示できたとして、このワードから流入してきた人のほとんどが、看護師転職サイトへの登録を考えている人であれば、これは間違いなく最強ワードですね!
しかし、「検索してきた人=全員が顧客」ではなく、看護師求人と検索しても転職サイトの利用を全く考えていない人・考えた事もない人の方が割合的には多いはずです。
すぐにでも看護師転職サイトに登録しようと考えている人が検索するのは、
「看護師 転職サイト」か、さらにもう一語を加えて、
- おすすめ
- 人気
- 評判が良い
- 口コミが良い
- ランキング
- 比較
こういったワードで検索するはずです。
なんとなくザックリとしたワードで検索してきた人は、CVに至りにくい相手である可能性が高いです。
看護師求人で検索した人に、転職サイト登録を訴求するには、かなりのライティング技術が求められるでしょう。
ここでは単純な説明しかできませんが、
①
「様々な求人情報を紹介」
「良い求人・悪い求人の例を呈示」
「地域別の求人情報をピックアップ」
↓
②
「良い求人情報を得るにはどのような方法があるかを説明」
↓
③
「効率的な方法として、最近人気なのが転職サイトです。」
「ハローワークは失業者しか使えません。在所中の転職活動なら転職サイトが有利です。」
「希望条件を言うだけで、煩わしい転職雑務を全て、コンサルタントに一任できるので、忙しい人や面倒臭がりな人には夢のようなサービス」
↓
④
「今、登録すればキャンペーン中なので、◯◯が貰えてお得です!」
「◯月中に転職したい人は、◯ヶ月前までに登録しておくと安心です。」
というような形で、訴求方法を工夫しないといけません。
「転職サイト どれが良い?」といったワードで訪れた人とは、訴求方法が全然違います。
「どれが良い?」というワードで検索した人に対しては、転職サイトをランキング形式で紹介するシンプルなページ構成でもバシバシCVしていきます。(もちろん上位表示された時の話)
ランキングページの一例はこちら→「リハビリ転職サイト ランキング」(看護師転職サイトランキングではなく、リハビリ転職サイトランキングとなっていますが、基本構成は同じです。)
上記で示した訴求の流れを簡単に説明すると、
- まずは検索ワードに寄り添う。(網羅的に分かりやすく。)
- 欲しい情報を提供してくれるものをいくつか伝える。(選択肢)
- もっとも便利なのが◯◯という方法です。(ここでは、看護師転職サイト)
- 行動するきっかけを与える。
という流れです。
検索ワードがビッグであればビッグであるほど、CVさせるのはかなり難しいです。
幅が広すぎて、検索ワードに寄り添うのが難しいんです。泣
で、結局のところ、「看護師求人」と「看護師転職」では、どっちがオススメ?
「看護師求人」と「看護師転職」で、どちらが効率の良いワードかと言うと、「看護師転職」に軍配が上がると思っています。
検索数は少なくても、
- 転職しようとしている人・考えている人
- 転職サイトを探している人
が、「求人」で検索した人よりも割合的に多そうな印象である事と、
「転職」というワードの周辺ワード(ロングテール)に、CVに直結しやすいワードがゴロゴロしているからです。
アフィリエイトで成果を出すなら、CVワードを意識する必要があります。
単純にアクセス数が多いワードを追っても、なかなかSEO成果を出す事は難しい上に、成功しても、ほとんどCVしないページになります。
「転職か?求人か?」に限らず、ここで説明したように「CVワードか?」という事を意識しないとなかなか成果は上がりません。
もし、狙ったCVワードの攻略が難しくて、上位表示が無理でも、関連する周辺の CVワードを拾っていって、ロングテールSEOからのCV率向上もありえます。
地域性が含まれる「看護師求人」はSEO的にも難しい
あともう一点ですが、地域性のあるワードというものがあります。
例えば、「看護師転職」で検索した場合、全国のどこで検索してもほとんど同じ検索結果が表示されますが、
「看護師求人」で検索した場合は、検索した地域によって検索結果が変わってきます。
- 東京で検索すると、東京の看護師求人
- 北海道で検索すると、北海道の看護師求人
- 沖縄で検索すると、沖縄の看護師求人
このように、地域性のあるワードを攻略するには、地域性のあるページを作成しないと難しいです。
地域性についても、関東・関西・東海など広い区域レベルで考えるのか、都道府県レベルで考えるのか、市町村レベルまで考えるのか、さらには駅や路線でも考える必要があるのか、といったように、単純に見えて結構複雑です。
このようなワードを攻略しようとする事は、個人では難しく、大きな企業や国が運営するサイトにほとんど奪われてしまいます。
例として、「求人」というワードで説明しましたが、地域性があるワードは、対象が狭い上に、SEO成果も挙げにくいので、効率が悪いワードと考えます。
看護師転職サイト登録を訴求するなら、看護師転職サイトを探している人へアプローチできるワードをひたらす追い続けましょう。