看護師転職サイトは使わない方が良い？転職サイト利用のメリット・デメリット

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看護師の転職では、転職サイトは使わないと失敗する？

看護師に限らず、現在のあらゆる業種の求人情報は、紙媒体からネットを利用した求人募集が主流になりつつあります。

まだ完全に移行しているわけではありませんが、ここ数年で大きく変化しています。

5年〜10年では、フリーペーパーの求人募集はなくなっているかもしれません。

ネットを利用した求人募集は、看護師側にも雇用主側にもメリットがあります。

常に最新情報が掲載されていますし、もし掲載内容に修正が必要となった場合はすぐに対応できます。

もし紙媒体で、一度発行してしまえば修正は難しくなります。

また常に最新情報を掲載しようとなると、コストがかかりすぎるため、高頻度の更新でも1ヶ月で、多くの求人雑誌が四半期毎の更新となっています。

紙媒体のみを利用した転職活動では、良い求人はすぐに採用が決まり、良い条件とは言えない求人のみが残る傾向にあります。

紙媒体にメリットがないという意味ではありませんが、ネットにしかないメリットがあります。

転職サイトは、ネットのメリットを最大活用した求人募集方法です。

転職サイトを使わないと、転職活動が失敗に終わるというものではありませんが、良い求人・自分に合った求人を探すのにかなり苦労するはずです。

紙媒体中心で求人情報収集を行なってきた人でも、この機会にぜひ転職サイトを利用してみて下さい。

転職サイトのメリットって何？

転職サイトのメリットは、転職サイトそれぞれにちょっとした違いはあるのですが、共通した特徴としては、転職活動を担当についたエージェントと一緒に行なっていくところにあります。

「エージェント」という言葉を聞きなれない人もいると思いますので簡単に説明を加えます。

「エージェント」という言葉がよく出てくるのは、プロ野球選手がメジャーリーグに移籍する時です。

メジャーリーグの各球団とコネクションがあるエージェントが、プロ野球選手の代理人となって、球団側と契約内容について交渉します。

プロ野球からメジャーリーグに移籍する際には、球団の担当者が存在するわけでもなければ、担当者同士で交渉するわけではなく、選手自身と移籍先の担当者と直接交渉する必要があります。

相手は法律や契約に関するプロですが、選手は契約に関して素人なので、場合によっては悪条件での契約を結ばされる可能性があります。

ここで頼りになるのがエージェントです。

担当についたエージェントが、代理交渉をしてくれる事で、好条件での契約を結ぶ事ができる可能性が高くなります。

看護師の転職サイトも、この制度を採用していて、担当エージェントが転職先の採用担当者と代理交渉を行う事により、転職後の契約条件を好条件で契約できるように取り組んでくれるのです。

転職サイト（転職エージェント）は本来は有料

先ほど、例に挙げた野球界でのエージェント制度は、選手側がエージェントに対して成功報酬を支払います。

しかし、看護師の転職エージェントは、無料となっており、看護師側に、転職に伴う出費はありません。

担当エージェントの報酬がどこから出ているかと言うと、雇用主側からとなっていて、その報酬を決めるシステムは、年収の20％とか、30%となっています。

かなり簡単な説明にはなってしまいますが、

エージェントが代理交渉する事で好条件を獲得してくれる。
看護師の場合、転職サイトに登録する事で無料で利用できる。
エージェントの報酬は、雇用主側からのみの支払い。
年収が高いほど、エージェントの報酬も高くなる。

という仕組みなっているので、担当エージェントは、できるだけ高給料・高年収での転職を達成させたいわけです。

もちろん、市場価格を無視した要求は通じませんが、優秀なエージェントが担当についてくれれば、自ら交渉するより確実に年収アップを見込めます。

転職失敗例「転職により年収を下げる看護師が続出？」

転職するタイミングは、年収を上げるベストのタイミングです。

このタイミングで良い契約をとれなければ、正直、年収アップは見込めません。

転職で失敗する人の多くが、最初の雇用契約の時に好条件を獲得できていません。