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人間関係が辛すぎ、看護師辞めたい。|ナースに向いている・向いていない性格とは?

看護師退職理由の多くは人間関係

看護師の大半が、職場の人間関係に悩み、看護師を辞めてしまっているようです。

人材紹介会社(転職サイトなど)を利用した看護師に調査したアンケート調査では、半数以上に「人間関係の悩み」を理由にあげており、転職理由のワースト1位になっていたそうです。

人間関係と同じように多いのが、妊娠や出産といった女性特有のライフイベントも挙げられていますが、現在の日本人女性は、職場へ帰属意識が高い場合や、人間関係が良好と感じている場合は、妊娠・出産のタイミングでの退職は少なくなるとされています。

妊娠・出産は、あくまでも『退職しやすいタイミング』に過ぎず、退職理由の多くは人間関係によるものであると考えて間違いなさそうです。

 

どれくらいの人が辞めたいと感じている?

「あなたは仕事を『辞めたい』と思うことがありますか」という質問を設けたアンケートに対して、

「いつも思う」と回答した看護職員は19.6%

「ときどき思う」と回答した看護職員は55.6%

75.2%の看護職員が「仕事を辞めたい」と思うことがあったという結果となっています。

つまり、4人中3人の看護職員に「離職意識」があるという事が言えます。

 

人間関係トラブルの大元は?

現職の看護師に対して、現場の状況を調査した別の質問では、「人員不足で仕事がきつい」と回答している看護職員が最も多く、44.2%となっていました。

 

人員不足から、一人当たりの仕事量の増加し、

ゆとりのない職場環境が構築され、人間関係が悪化しやすい環境となる。

 

こういう図式が予想されます。

 

アンケートの自由記載欄に多く書かれた現職看護師の悲鳴

「看護の仕事は好きだけれどもう辞めたい」

「とにかく休みをください!」

「私たちのストレスは誰が受け止めてくれる」

「精神的にも肉体的もボロボロ」

「何のために働いているか分からない」

 

看護師の職場環境が劣悪である事を示す記載が多数を占めていたようです。

 

新人看護師ほどパワハラなどの悩みが多い

パワハラに悩まされている看護師も多く、その相手は、

「看護部門の上司」55.2%

「医師」44.3%

「患者」17.9%

「同僚」17.4%

 

となっています。

これは、同様のアンケートを行なった前年度のデータよりも増える結果となっています。

「看護部門の上司」からのパワハラをもう少し詳しく見てみると、50歳代では48.1%ですが、

「24~29歳」65.4%

「20~24歳」69.9%

となっていて、若 年層ほど高くなっています。

若い新入看護師の高い離職率に大きく関係している数字と言えそうです。

 

看護師の多くが、辞めたいと考えざるえない状況という事が分かりますが、

では、看護師に向いている性格・向いていない性格とはどういったものでしょうか。

心理学的に言われている事を中心に解説していきます。

 

ナースに向いていない性格・向いしている性格

ナースに向いていない性格として筆頭に挙げられのは、「真面目すぎる人」です。

もちろん、ナースは人の命を預かる仕事なので、不真面目な性格は、そもそも看護師の資質がない人ですが、

全ての事に対して、生真面目で余裕がない人だと、

  • 小さなミスをいつまでも悩んしまう。
  • 後輩のちょっとしたミスが許せない。

となってしまい、次から次への悩みが拡散したり、イライライして余裕がなくなってしまったり、と常にストレスを感じやくなってしまいます。

 

ある程度は、物事を楽観視するゆとりがなければ、看護師という仕事を長く続けるのは難しくなってしまいます。

 

その意味では、例え生真面目であっても、集中するところは集中する。気をぬくところでは、気を抜いてリラックスするといったように、自分をコントロールする力が必要です。

 

他に向いていない性格とされているのは、

「溜め込みすぎる人」

「神経過敏な人」

「集中しすぎる人」

「協調性がない人」

と言われています。

病院と家の往復で1日が終わるという毎日に繰り返しの中で、適切にストレスを発散できない溜め込み型タイプは、いずれ心がパンクしてしまいます。

新人の頃は誰でもその傾向はありますが、徐々に業務に慣れていく中で、ストレスを発散する方法についても抑えておく事が大切です。

 

また、他人の評価を気にしすぎる神経過敏型も、看護師には向かない性格と言えます。

先輩、同僚、医師、患者、コメディカルと、ナースは常に何らか評価を受ける立場にあります。

自分への視線や、ちょっとした周囲の言動で、気持ちが変動するような神経過敏傾向のある人は、常にストレスを感じる仕事と言えるかもしれません。

 

ナースに向いている性格とは?

「向いていない人」の項目に該当しない人は、ナースに向いている人と言えます。

シンプルな言い方をすると、「芯の強いタイプ」と周囲から言われるような人はナースに向いていると言えそうです。

また、現場のイレギュラーな事にもおろおろせずに対応できる大胆さも必要で、ちょっとした事に動じない性格というのもナースに向いている性格です。

もちろん、人と人とが接する仕事なので、コミュニケーション力が高い・笑顔を絶やさない人は、周囲とも良好な人間関係を作りやすく、看護師に向いている性格と言えます。

 

看護師を辞める前に他の職場をみることも大事

「看護師を辞めたい」と考えているなら、辞める前に他の職場を見てみる事は大切です。

自分に合った職場がきっとあるはずです。

現在は、転職エージェントと呼ばれる、転職サポート人がいるので、転職活動は以前よりかなり楽になっています。

あまり思い詰めないで、まずは相談してみる事から始めてみて下さい。